特集記事 Vol.749

ホテル業必⾒ 観光消費トレンド2025

観光コンテンツの世界的トレンドを追う

観光庁では2024年6月、「世界的潮流を踏まえた魅力的な観光コンテンツ造成のための基礎調査事業」の調査報告書を公開。グローバルな視点から消費者の価値観の変化や、観光コンテンツの中長期トレンドを分析したもので、「ウェルネス」をはじめとする5つの主要なトレンドとともに、それらに共通する要素として「イマーシブ(没入性)」が挙げられている。今後のインバウンド拡大に向けて、ホテル業としても認識しておくべき調査結果の概要をまとめた。

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ホテル業必⾒ 観光消費トレンド2025

顧客と共につくる「トキ消費」というトレンド

博報堂生活総合研究所では2017年から、「モノ消費」「コト消費」に続く新たな消費トレンドとして、「トキ消費」を提唱している。この新たな消費トレンドを迎え、その時・その場所ならではの体験、他の参加者と一緒に盛り上がる高揚感、主体的にイベントに貢献する満足感などが、生活者に、とても歓迎されているのである。そこで本特集では、同研究所の夏山明美上級研究員に取材し、ホテルが「トキ消費」を取り入れるためのヒントを探る。

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ホテル業必⾒ 観光消費トレンド2025

ウェルネスに資するコンテンツで最上質のおもてなしを

パレスホテル東京
「最上質の日本」のおもてなしを目指し、提供する5つの価値の1つとして「自然との調和」を掲げるパレスホテル東京。ウェルネスをテーマにした取り組みも、そのコンセプトの下で展開されている。特筆すべきは、「エビアン スパ 東京」とデトックス宿泊プラン「Retreat & Restart」という2つのコンテンツ。ラグジュアリーホテルならではの高級感あふれるアプローチが、利用者の没入感を高めている。

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ホテル業必⾒ 観光消費トレンド2025

アクティビティ目的の宿泊客、急増中!

ホテル立山
雄大な自然を満喫しようと、立山黒部アルペンルートには毎年国内外から多くの旅行客が訪れる。ホテル立山ではこの主要客層に向け、宿泊して初めて体験できる、ニッチで没入感満点のネイチャーアクティビティの数々を提供。引率するホテルスタッフも丁寧な解説を行って、もともとあった観光資源を、より魅力的な「トキ消費」の素材へと育てあげている。

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ホテル業必⾒ 観光消費トレンド2025

「FUN(楽しさ)」をとことん追求する

品川プリンスホテル
謎解きと食事を融合したユニークな宿泊プランが、若い世代の人気を集める品川プリンスホテル。「FUN! Goes On(楽しさを紡ぐ)」を合言葉に提供されるさまざまな「FUN」とは? 注目の「没入感」を意識した取り組みを紹介する。

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ホテルの最前線

令和6年秋 褒章受章者インタビュー

自分の力、ホテルの力を信じ続けてほしい

山本 誠さん

(株)西武・プリンスホテルズワールドワイド
グランドプリンスホテル高輪エグゼクティブアドバイザー
(元・プリンスホテル執行役員、グランドプリンスホテル高輪総支配人)

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トピックス

お知らせ

令和6年 秋の褒章
黄綬褒章受章

令和6年秋の褒章が11月3日付で発令され、日本ホテル協会関係では6名の功績者が黄綬褒章を授与されました。
褒章伝達式は11月13日(水)に国土交通省で行われ、その後、受章者は宮中に移動し天皇陛下に拝謁しました。
なお、黄綬褒章は業務に精励して衆民の模範である者に授与されます。

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調査レポート

日本ホテル協会「カーボンニュートラル行動計画」
2023年度フォローアップ調査報告

日本ホテル協会では地球温暖化対策の取り組みとして、経団連が推進する「カーボンニュートラル行動計画」に参画し、そのフォローアップ調査として年1回、会員ホテルにおけるエネルギー使用状況調査を行っています。このたび2023年度の調査結果がまとまりましたので、ご紹介します。

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イベント&セミナー

技能五輪国際大会

世界の若手ホテリエが集結し技を競い合う

2024年9月にフランス・リヨンで開催された第47回技能五輪国際大会。ホテルレセプション部門では、日本代表選手として山本千遥(ちはる)さん(帝国ホテル 東京)が世界に挑み、エキスパートとして宮園岐(みち)さん(メズム東京、オートグラフ コレクション)が参加した。

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第41回トップセミナー

今後の観光の中心となるZ世代の掴み方とは?

2024年9月3日・4日の両日、当協会会員ホテルを対象とするトップセミナーを京王プラザホテル(東京都新宿区)で開催しました。そのプログラムから芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授の原田曜平氏による講演の内容をレポートします。

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View Point

多文化の視点

シェルビー・ブラウンさん
(「けん玉ひろばSPIKe」3代目管理人/山形県長井市地域おこし協力隊)

アーカンソー州で生まれ育った僕は、子どもの頃から体を動かすことが大好き。なかでも弟と一緒に始めたアクションスポーツ「トリッキング」に夢中になり、ひねりを入れたバク宙をやってのける僕のことを、友だちは「忍者」と呼んでいました。

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