特集記事 Vol.746

EXPO2025を契機に拓く インバウンド拡大への道 〜関西を起点に全国への誘客を〜

大阪・関西万博で加速する
観光立国へのプロモーション
〜ホテルに期待する観光ポータル
サイトの活用〜

2025年4月に始まる「大阪・関西万博」に照準を合わせ、万博を訪れる観光客を関西圏以外の地域まで誘うための取り組みが始まっている。メインとなるターゲットは、万博開催期間中に350万人の来場を見込むインバウンド旅行客だ。鍵となる観光ポータルサイト事業に歩調を合わせ、ホテルにできることはあるか。万博の全体像とともにお伝えする。

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Talk Session
大阪・関西万博を
観光ビジネス拡大のスプリングボードに

なぜ今、大阪・関西なのか。半世紀前の大阪万博とは異なる未来展望に大きな意義を認めてビジネス拡大へと動き始めた大阪・関西エリアの観光業界。その陣頭指揮に立つ溝畑宏・大阪観光局理事長をゲストに迎え、日本ホテル協会副会長の蔭山秀一氏(ロイヤルホテル取締役会長)が本音で語り合う。

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EXPOから関西一円へ
広域連携DMOが仕掛けるインバウンド拡大策
〜関西観光本部が進める「万博プラス関西観光推進事業」〜

「大阪・関西万博」の名が表すように、EXPOを起点に福井、三重、鳥取、徳島までも含めた関西周遊圏へとインバウンドの波を拡大する。その使命を帯びて動き始めた広域連携DMO「関西観光本部」。4つの方向から観光振興を促す「万博プラス関西観光推進事業」について話を聞いた。

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万博を契機に加速する 「すべての人にやさしいホテル」の実現

大阪・関西万博を1年後に控え、関西エリアのホテルも着々と準備を進めている。万博に向けた取り組みとともに、その期待感、ホテルとしての使命感について、ホテルグランヴィア京都、ホテルグランヴィア大阪などを擁するJR西日本ホテルズのカンパニー統括本部営業戦略部部長の出口聰氏に話を伺った。

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ホテルの最前線

トピックス

調査レポート

日本ホテル協会
「カーボンニュートラル行動計画」
2022年度フォローアップ調査報告

日本ホテル協会は、地球温暖化対策の取り組みのひとつとして、経団連が推進する「カーボンニュートラル行動計画(旧 低炭素社会実行計画)」に参画しています。また、そのフォローアップ調査として年1回、会員ホテルにおけるエネルギー使用状況調査を行い、経団連および国土交通省へ報告。2022年度の調査結果がまとまりましたので、ご紹介します。

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イベント&セミナー

イベントレポート

「Hotel-Women Forum 2024」
ダイバーシティ時代の〜ホテルウーマン ブラッシュアップチャレンジ〜

16回目を迎える「Hotel-Women Forum 2024」が2月13日(火)に開催された。第一部はサウナトータルプロデューサーの笹野美紀恵氏による講演「ウェルネスを意識する理由」、第二部ではSpice up Weddings代表の阿部マリ子氏をモデレーターに迎え、ホテルの第一線で活躍する4名のパネリストによるワークショップが行われた。

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View Point

ヒットの極意

崎陽軒「シウマイ弁当」

「日本で一番売れている弁当」といわれる崎陽軒の「シウマイ弁当」。 地元・横浜のソウルフードとしても愛されるこの商品の誕生は、今から70年前に遡る。不変のレシピで作られる主役のシウマイに、変遷を遂げてきた脇役のおかず、そして駅弁屋の矜持たるパッケージ。今も売り上げを伸ばすロングヒットの秘密とは何か。その極意を探る。

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多文化の視点

佐々木イザベルさん
(観光ガイド、空手道場運営)

大船渡の自然と人に魅せられ、復興を見届けたい一心で移住
パリから車で約1時間、人口8,000人ほどの田舎町ナンジで生まれた私が日本と出合ったきっかけは、6歳のときに通い始めた空手道場でした。空手を通してサムライ、キモノといった日本独自の文化にも興味を持ち始め、日本との交換留学制度のあるビジネススクールを選んで進学。学生時代には念願だった1年間の語学留学を経験しました。

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